男の料理などを

 冷蔵庫に有り余るトマトやナスなどの夏野菜。すべて自家製だ。母ちゃんが千葉に行ったので、久しぶりに料理などに挑戦した。キッチンテーブルのパソコンで「トマトレシピ」と入力して出てきたたくさんの候補の中から「夏野菜のミネストローネ」をチョイスした。
 ミネストローネとはイタリア語で「主にトマトを使った野菜スープ」だ。レシピの材料は一部家にあるものにアレンジした。ベーコンの代わりに粗引きポークソーセージ、キャベツがなかったのでナスを使った。材料はすべて1センチ角に刻んで用意する。初めにソーセージとタマネギをフライパンで炒める。タマネギがしっとりしてきたら、ジャガイモ、ナス、トマトを加えてさらに炒める。
 トマトの形がなくなってきたら、これらを鍋に移し、水、コンソメスープ、塩コショウを加えてじっくりと煮込む。コクを出すためにトマトジュースとワインを加える。このあたりはアドリブだ。アクを取りながら11時半には完成した。(毎日メニューを考え手際よく作ってくれている母ちゃんには敵いませんが一応できて、ばあちゃんもおいしく食べてくれました)

【調理中】

【できあがり】 
 これで昼食を済まして一休みしたあと3時からみかん畑に草刈機を持って出た。みかんの木の足元に伸びてきた草を2時間かけて刈り取った。もちろん熱中症対策のアクエリアスを携帯しての作業だ。
 この時季の草の勢いはすごい。猛暑の太陽の光を浴びてのび放題にのびる。逆にヒトサマは暑さに敵わずにハアハア言いながら太刀打ちするが、この戦いがいつまで続くか分からない。ヒトサマの気力と体力が負けたら、祖先らが開墾した畑は怪物ヤマカ(山化:自然に帰ろうとする力)に占領されてしまう。