平日杯での出会いと三丁目の夕日

【2月15日】
 今日、平日杯にエントリーして、偶然一緒になったのが日高中津分校野球部監督の垣内氏とその教え子の仲君、それに耐久高校の同級生だと言う畑中氏だった。畑中氏はまったく見覚えがなかったが、帰ってアルバムを出して見たら記憶にある可愛い18歳がいた。
 日高中津からは垣内氏の指導によって西口や垣内などのプロ野球選手を輩出している。話していると森や吉田や西岡など、私と一緒に野球をした仲間の名前が出てきた。そう彼は1つ下で彼らとは同じ年でライバルだったのだ。
 夜、森に電話して今日のことを話したら「彼の指導力はすばらしかった」と褒め称えた。いつも一人でエントリーするが、こんな出会いがあるから楽しい。早速来月の平日杯も一緒に廻ることにした。畑中氏はだめだったので空いているところに栗山を入れた。
 そうそう今日のスコアは41(バーディ3つ)+51で92だった。(剛、これでいいかい)

【2月16日】
 昨夜、森にもらったドブロクを調子よく飲みすぎて空にしてしまった。朝から母ちゃんに「体中から酒のにおいがする」と言われ、自分も自覚して気分が悪かった。それでも、頑張って「三丁目の夕日’64」を見に行った。東京タワー、東京オリンピックなど懐かしいシーンが一杯だった。
 小説家の茶川が親父の危篤で実家に帰るときに乗った電車は、今は廃線となった有田鉄道の車両をCGで編集したものだった。堀北真希演じるろくちゃんも、恋をする年頃になり、若いドクターと一緒になった。
 1964年と言えば、自分は中学生だった。和歌山の田舎では東京で行われていたオリンピックは知らないが、日本の女子バレーが優勝し「東洋の魔女」と呼ばれ一世を風靡した。あれから、ずいぶんと時間が経った。