朝には今朝方の雨のみずたまりが残っていたが、徐々にいい天気の秋晴れに変わった。明日からの千葉行きに備えて、携行物を書き出して少しずつ準備した。「北の国から」のドラマで、田中邦衛扮する親父が北海道から東京の息子にカボチャをたくさん持ってきたシーンがあったが、迷惑がっている息子の姿が強く脳裏に刻まれている。
そのおろかな親父を演じようとしている。この年になったら、あの時の親父の気持ちが分かるような気がする。カボチャはないが、丹精込めて作った長ネギや秋の果物を少しずつ持っていくつもりだ。
今、夜の８時半だがナナを風呂に入れてシャンプーしてやった。「明日から千葉に行くんだからきれいにしような」と丁寧に洗ってやったら大人しくしていた。バスタオルで拭きあげたあと風呂から送り出して母ちゃんにドライヤーをお願いした。今、キッチンの長いすに気持ちよさそうに寝そべっている。
