小田孔明君優勝おめでとう

 一日中雨で、ナナとの散歩も朝はいつものコースを傘を差して歩いたが、お昼は出かけられずに夕方はコースのアレンジを3回もねだった。彼女なりに一日の運動量を要求しているのかもしれない。私は「牛に引かれて善光寺参り」よろしく素直に従った。
 ところで千葉カントリーで行われていた男子プロゴルフは小田孔明が16アンダーで優勝した。「奇跡の復活」などと見出しがあったので何があったのかと調べてみるとパターイップスだった。去年20センチを外してから、30センチのパットが入らなくなったらしい。
 その後は神戸市内の寺院で座禅を組んだ。暗がりで、ロウソクの火を見つめながら「自分のやってきたことを振り返って、自分のこれからするべきことを考える」ということに集中するということにたどり着いた。
 ゴルフはメンタルなスポーツだ。プロで戦う彼らの技量は紙一重だ。何が結果を左右するかと言えば心の強さと運だ。18番の最後のパーパットは10センチだった。