「有田地方と広川のむかし」再版プロジェクトの3回目だった。なんとなく放っておけなくて、今日も顔を出した。
今日のテーマは「広川町の文化について」だった。主催者から「和歌山県無形民俗文化財カレンダー」など、貴重なプリントが配られた。
ところが、数百年の歴史を持ちながら、近年、高齢化などの理由で、すたれていく例は絶え間ない。
そんな中で、今も続いている広八幡神社で行われる「しっぱら踊り」の話を聞いた。この行事は昭和39年に、県無形文化財に指定されている。
初めて知ったが「無形」とは、字の如く「形が残っていない」ということで、文字や記号などの記述があれば、無形にはならないらしい。
今日の参加者の中にも「私の娘が小学生の時に踊ったが、いっさい内容を教えてくれなかった」という。
その他に、お祭りには欠かせない食事の話が出て「紀州のなれずし」で盛り上がった。