川掃除の行事

 年に一度の川掃除だった。家の前の歩道工事が完了して、川の姿が変わり浅くて広い川になった。

 

 短い長靴では川の中に入っては行けずに、河原にある不燃物、プラスチック、空き缶などを拾った。

 

 河原に溜った枯れ枝などは、ここぞとばかりに火を点けて燃やした。カーボンニュートラルの観点から、野焼きは薦められていないが、植物が成長するときに吸収したCO2を、大気に返すだけなのでプラマイゼロという考え方もある。

 

 むしろ、そのままにしておくと、大雨でダムが放水されたときに、すべてが海に流されてしまうことは確実だ。

 

 さあ、どっち採る?