新しい仲間

 午後一番に先輩の西さんから電話。「紹介したい人がいる」とのこと。すぐにQR(クイックレスポンス)コードのように、その人から電話が入った。

 

 「すみません、今から行っていいですか?」「はいはい、お待ちします」というやりとりで現れたのは、広川町の地域おこし協力隊の新人で「宇田さん」という可愛い女性だった。(広報で紹介されていたので実名出させていただきます)

 

 家に招き入れて、お互い自己紹介のあと、近辺の散歩がてら、我が家の田んぼに行き、作業中の母ちゃんと、ちょうどネット販売の薬草の発送準備に来た樫永君を紹介した。

 

 二人とも、新しい仲間の出現を大いに歓迎してくれた。そのあと、薬草の育成棚を見せに行く途中で、小学校長が車で帰ってくるのに出会ったので、紹介した。

 

 宇田さんは、去年まで教員をしていたということで、こちらも意気投合で「いつでも学校に来てください」ということになった。

 

 彼女は、空き家を利用したビジネスで、3年間の期間内で生計を立てて、この地の住民になりたいという。

 

 また、地域の歴史や寺社仏閣に興味があるということで、家にある古い資料をすべて持ち帰らした。何か、楽しいことが始まる予感がする。