ＮＨＫ連続テレビ小説「エール」の第15週が放映された。軍歌作曲に福島三羽烏が抜擢されたが、作詞に苦心する村野。6回もダメ出しをされたが、恩師の藤堂先生が、出征することを打ち明けられ「僕のために作ってくれないか？」とヒントをくれた。
一度はクビになった村野だが、このヒントをきっかけにストーリー性の高い「暁に祈る」の歌詞を書き上げ採用された。
私が高校1年の時に買った軍歌の本がある。その136ページに「暁に祈る」の歌詞があり、野村俊夫作詞とある。ドラマでは村野鉄男で出ているその人だ。
50年も前に軍歌好きの私が買った本に、その名前を見つけて感慨深く、史実に忠実に再現していることに感謝する。
ドラマで村野が「馬は一度しか出てませんが」と言った歌詞が5番にある。♪ああ 傷ついた この馬と 飲まず食わずの 日も三日・・・
もちろん作曲は古山裕一（古関裕而）、歌ったのは佐藤久志（伊藤久雄）だった。
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