♪うーのはなーの におうかきねに ほーととぎーす はやもきなきて しーのびーねーもおらあすー なつーは きぬー♪
この時季になると口ずさみたくなる「夏は来ぬ」は、佐々木信綱作詞、小山作之助作曲の日本の唱歌で1896年(明治29年)に発表されている。
おそらく今の若者たちには、しみ込んでこない歌詞だろう。「うざい!」と言われるのを覚悟して、漢字を交えてみる。
♪卯の花の 匂う垣根に 時鳥 早やも来 鳴きて 忍び音 漏らす 夏は来ぬ♪という田植えのシーズンを呼び起こす歌だ。
ホタルの湯経由の散歩道に、数年前に見つけた「薄紫の卯の花」が、今年も開花していた。