珍しい風景

 午後4時ごろに、パソ部屋の前に路線バスが止まって、エンジン音が鳴り響いている。何かいなと思ったら、「ガタン」と、自販機から飲み物が出る音が聞こえた。

 そう、運転手が我が家で買い物をしていたのだ。都会では、ありえない光景だが、さらには、我が100円ショップで、ミカンやビワを買っている姿も目撃している。

 一日4往復ほどしているバスだが、客が乗っているのは小学生の登・下校の他は、ほとんどない。毎日、同じ路線を空で運行している運転手の気持ちも察して、ここはお目こぼし願いたい。