決勝は履正社VS星稜で

 準決勝の二試合とも見せてもらったが、今時の高校生のレベルの高さを痛感した。投手は150キロを超える速球に、スライダーやチェンジアップで緩急をつけ、打者を翻弄する。

 一方、打者は、速球に対応するため、近距離のマシンで打ち込んできたのか、平気ではじき返す。

 守備にしても、ショート、セカンドといった要で、プロ並みの美技が相次いだ。

 

 さすがベスト4ともなれば、県大会でようやく3回戦に進出したが、次戦で涙をのんだというあたりのチームとは別格だ。

 おそらく今年のプロ野球ストーブリーグには、たくさん名を連ねることだろう。