告別式

 妻の妹の嫁ぎ先の母親が亡くなって、今日も母をデイケアに送り出してから紀の川市に向かった。阪和自動車道から京奈和道を利用して55分で峯浄苑に着いた。

 野辺の送りまで済ませて精進揚げを終えたら16時になったので、失礼して帰ってきたら、17時前に着いたので母の帰りに間に合った。

 葬儀は初めて聞く読経だったが最後の方に「南無大師遍照金剛」と繰り返したので「ああ、そうか弘法大師だ、真言宗だ」と気が付いた。

 さすが高野山金剛峰寺のふもと近くのことはあるなあ、この里も1200年も前からこの読経がされていたのだなあと、感慨深かった。

 ただ、お経のほとんどが理解しがたい外国語で、空海遣唐使として学んだ密教梵語だと思われるが、推測の域を出ない。