七夕さんに素敵な出会い

 月例になった薬草部の作業日で、いつものように大阪からO先生が見えて「さて、今日は何をしましょうか」にメンバーのKが「先生、先日カギカズラの情報を得て捜してみたのですが、よう見つけんかったので一緒に行ってください」と単刀直入にお願いしたら即乗ってきた。(などと失礼な表現だが)

 その時は自分も一緒に探したので「俺がこの目であれだけ探して見つからなかったのに結果は同じ」だろうと、高をくくって出かけた。

 前回、我々はネットの写真をたよりに上ばっかり見て歩いたが、あすがに「人生山歩き」を標榜する先生は、ひたすら道端の側溝ばかりを捜していたが、途中で「あっ、ここにあった」と枯れ枝を見つけられた。それを手掛かりに少し上流にさかのぼって、生のカギカヅラに遭遇した。
 大変失礼致しました。やっぱりプロの目は違うなあと実感し、現場主義を痛感した。

【これがキャッツクロウ】

 二つ目。帰って薬草畑で作業していたら小学校の放送が聞こえた。そうだ、今日は「ホタルの幼虫を放流する日」だった。
 作業を中断して取材に行ったら、町の広報担当のK君と、有田タイムスの記者も来ていた。育てている中学生が15名と、そのあとを継ぐべき小学生31名が、家の前の河原で幼虫7万匹を放流した。かつて環境大臣賞を数度受賞している津木中学校のイベントだが、今後の継続が危ぶまれている。
【津木中学校HP】http://www.zc.ztv.ne.jp/tugi-j/


【よく見ないとわからないが小さな点が幼虫だ】


【よく働いたので早めの一人晩酌】