鶯を見たが

 夕方の散歩で、車の通らなくなった旧道で鶯の鳴き声をたよりに姿を見つけたが、カメラを持っていなかったので絵はない。とにかくこいつは引っ込み思案な鳥なので、姿を現さない。少し鳴いては移動を重ね、同じところにとどまらない。
 昔から「梅に鶯」の言葉があるが、実際には梅の花の盛りには鶯は見当たらない。その時期に活躍するのはメジロだ。
 桜が咲くころになってようやく鶯が鳴き方も上手になって里に現れる。今日の鳴き声は「ホホホホホホ」「ぴちゅぴちゅぴちゅ」「チョーチョーピー」などだ。きれいに「ホーホケキョ」と鳴けるにはまだ早い。

 実は「梅に鶯」は決して誤りではないというのが、こちらのサイトだ。春には「梅」と「鶯」の2代表がいるという説だが、まったくもって納得だ。

http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/tori_htm/uguisu_mejiro.htm