尾道刈り

 恒例行事の尾道刈りで山に上がった。森林が大きくなって下草はまったく生えていないが、峠はシダが少し生えていた。ほとんどただ歩いて通るくらいで、ほとんど刈るところはなかったが、ただ、急な坂道を登ったり降りたりするだけでも相当の作業だ。

 2時間ほどで終えて、小学校のイチョウの下で一杯やった。あたりに落ちた銀杏が芳香(?)を放って野趣満点だった。

 しかし、みんな高齢になってきたのでいい加減にやめることも話題に上がった。日常、まったくといっていいほど人の通らない尾根の道だ。やっている意味があまりないと思うのだが。田舎の行事はどうやらズルズルと引きずってしまうようだが、いつか英断を下す必要があろう。というより、山歩きができない人がどんどん増えてくるだろう。


【左は柿谷へ右は一谷へ】

【陰を捜したらイチョウの下】

【まさしが突いたアユ】

【急に咲きだしたタマスダレ