大和君の心に触れたか!

 北海道七飯町の小学校2年生が無事に保護されたというニュースが、阪神の藤波が1安打完封勝利のウエイトを超えた。
 改めて驚いたが、このニュースを世界中のマスコミが報じていて、子供の教育のありかたについては世界共通の悩みの種のようだ。

 幸い4人の子供に恵まれて、育てたという意識はないが、私としては言いたいことはいくつもある。まずペナルティーを課した両親。お前らのしたことに子供心がどんな痛手を被ったか分かっていない。分からない者には言おう。彼らは自分の子供に対し「君は必要ない」と野良に葬ったのだ。
 葬られた大和君が10キロの山道をどんな気持ちで歩いたのか、今のところマスコミを含めて誰も言及していない。まかり間違えば、飛び込む沼もいくつもあった。小学校2年生と言えば、私らの可愛い孫と同じ年ではないか。「生きていてよかった」と、簡単に幕を引くことは許されない。