メンバーが増えた

 シニアソフトボールの練習日だった。好天の海南女子高校のグランドにほぼ全メンバーの16名が集まった。練習が進む中、10時半に合流する中村君が、今日は新しい仲間を誘ってくれたのが彼と同級生の森下君だった。中村君と一緒に、昭和45年の選抜で全国制覇を果たした簑島高校の選手だ。同級生には、プロに行った島本耕平や、前に紹介した田中正がいる。
 森下君も、丸善石油に一時在籍して、同じ釜の飯を食ったのだが、その後中央大に進み日産自動車でノンプロを2年間経験したという。その後は、田舎に帰りみかん農家として現在に至っている。
 彼が会社に入って、同じ野球部で話した時に「僕は高校野球の初ヒットは萬ヶ谷さんから打ちました」という言葉を聞いていたので、今日確認したら、やはりそのとおりだった。
 昭和43年に東尾が率いるチームが選抜に初出場して、ベスト4に輝いて帰って来た簑島高校と、春にいきなり耐久高校が練習試合をしたのだが、この試合に私が登板した。
 結果は13:1で負けたとHPの「たかされ」の通りだが、1年生の彼は満塁で回って来て「思いっきりふっちゃろう」と思って振った打球がふらふらとセカンドの後ろに落ちたという。「ピッチャーにとっては最悪の結果だね」と言った。彼も今日から仲間になる。

【今日の言葉】
「みんなとは同じ事はしたくない」という、みんなと同じセルフ。(だいたひかる:お笑い芸人)