歴史に学ぼう

 NHKの連ドラ「真田丸」が好評のうちにスタートを切った。母ちゃんは私が20年ほど前に買った分厚い「日本全史」を読み漁っている。現在の日本がどのような経緯を経て出来上がったのか、誰もが知りたいところだ。
 そもそも、海彦山彦が物々交換をして生計を立てているうちに、それぞれに「欲」が出て、土地や権利を欲しがるようになり、やがて各地に庄屋や豪族という者が現れて、地盤を広げようとして戦を始めた。土地争奪の方法は刀剣や槍、後には銃砲による殺戮だ。
 結局、世界の歴史はこのパターンに共通する。あほな人間がすることに変わりはない。それが、今日も続いている。ISしかり、北もしかりだ。一方で冷静を装う米、ロ、日も結局のところ大した違いはない。
 異常気象が示すように地球自体に危機が迫っているというのに、そのプレート上に暮らしている人類が何をしているのだ。今日は酔った勢いで何やら大きなことを語ってしまった。

【今日の言葉】
おむすびがどうしておいしいのだか、知っていますか。あれはね、人間の指で握りしめて作るからですよ。(太宰治:作家)