行雲流水ありのままに

 毎日のように遊びに来て母としゃべっていた姉のN枝さんが今朝方に急逝した。いつも行くひろのさとのショートステイで5時ごろに動かなくなっていたそうだ。母にとってはもっとも近しい人が亡くなった訳だが、母自身が股関節の入れ替え手術から退院して数日後の出来事にどこまで反応しているかは不明だ。
 ひと月前に私が一命を取りとめて(そうかな?)点滴を引きずりながらくつろいだ済生会和歌山病院の休憩所の窓から見た空が、何事もなく雲が流れているのを見て「もし自分が死んでいても自然や人間の営みは何も変わることなく続いて行くのだな」とつくづく感じたことを思い出した。台風16号の温低崩れが開けた秋空には今日も白い雲が流れていた。
 そんな午後にエコパワーのT氏から電話があった。「風力発電の工事が順調に進んで、今日から試験運転していますので一度ご挨拶に」ということだった。前のサロンに出てナナと座っていたら5分で来た。11月の終盤に完成披露をしたいという。それは結構なことだが足は相変わらず痛い。

【回り始めました】

【ももの裏側です】