アイソン彗星消えた?

 注目のアイソン彗星が太陽に最も近い117万キロに到達した後、消滅してしまったのではないかというニュースが流れた。太陽に最接近後に再び早朝の東の空に現れるというアイソンを観察あるいは撮影するために、機材の準備に散財した人も多かったのではなかろうか。
 彗星の正体は直径4.8kmの球体で氷と砂でできている。そんなものが数万度もある太陽に近づけば溶けてしまうのはあたりまえ、と思うのだが宇宙の距離というものは想像しがたい。
 地球から月までの38万キロはよく知られているが、その3倍ほどの距離に近づいたというのだが、太陽から地球までの距離は1億4,960万キロもあるその先で何が起こるのかはNASAの航空宇宙局でさえ予想するのは困難だったようだ。私も撮影を予定していたが残念。