再びの玉置神社

 世間では連休最後の日というので、通夜、告別式、運動会の準備と本番と前の3日を使い果たしたので二人一犬で玉置神社に出かけた。9時に出て中津、椿山ダム湖畔を通るコースは車も少なく2時間で本宮大社に着いた。さらにここから1時間の玉置山頂上の神社には12時に着いた。
 ここには玉置のルーツとなった「枕状溶岩」がある。太平洋の海底火山が噴出した丸い棒状の溶岩がポロポロと切れて枕のような形になったものが、火山もろとも太平洋プレートに乗ってやってきて、大陸棚プレートに潜り込む時に取り残されて、日本列島にひっついて行った証拠だ。それが、地殻変動で隆起して今標高1,000mの山上にある。

【山頂の駐車場から神社までの道で葉脈が美しい】

【まるで黄色い蝶が乱舞しているようだ】

【枕状溶岩のひとつ】

【本殿に上る一人の女】

【樹齢3,000年の神代杉】

【女優の吹石一恵が奉納したひしゃく。親父は近鉄で活躍した吹石徳一、南部高校の出身】
 ここで1時間近く参拝と撮影をして、山を降りた。かあちゃんが引いたおみくじには大吉と書いてあったのに折立で戸津川村を撮影してすぐにタイヤがゴトゴトと鳴りはじめてハンドルが右に切れる。降りてみたら前輪のパンクだった。初めてスペアタイヤと工具を取り出して交換した。

十津川村を一望できる折立。グランドが見えるのはD口君の母校十津川高校】

【パンク修理中】
 予定では谷瀬の吊橋まで行って、そこから五條まで北上するつもりだったが、細いスペアタイヤでは心細く「道の駅とつがわ」で蕎麦を食べて、来た道を戻ることにした。駐車場の道向かいに資料館があったので立ち寄ってみた。十津川郷士明治22年の大水害、それに伴う北海道への大移民などの資料が展示されていた。

十津川村民族資料館で、昔はうちでもこうだったの図】