ナウルと言う国

 年末に買った「今がわかる時代がわかる世界地図2013年版」の最初の方に「70億人の地球」というテーマが掲載されている。その中で眼に入ったのが「肥満人口比率ランキング」だ。
 その第1位に君臨するのがナウルという国。初めて聞いた国名だ。南太平洋に浮かぶ人口12,000人ほどの小さな島国だが、その71.1%が肥満だと言う。ミクロネシア系の人々が暮らしていたが40年ほど前にリン鉱石が発見されて、世界一の金持ち国になった。国民にはかけてもいない年金が支払われ、医療、教育がタダ、税金がかからず、ただ遊んでいるだけ。行政も移民の外国人によって運営されている。
 毎食、外食の中華料理を食べ続けたあげくの世界最悪1位だ。失業率は90%って、もともと働く気が無いのだから当然だ。「人生の楽園」を実践しつつ遊んで暮らしている毎日だが、ここまで堕落することはないだろう。
 ちなみに日本は144位4.5%でとても健全な国だ。最低はバングラデシュの1.1%。