生命力も旺盛に

 1月の末に芽が出てまもなくの時に鹿にやられたエンドウが、生命力もたくましく高さが70センチほどになったので“エンドウの手”を引いてやった。畝の両サイドに紐を通して外に張り出したつるを引っ張り上げておいて、所々を中央のネットに絡みつくように紐で寄せ上げた。ついでにイチゴとジャガイモにALAを散布した。
 その後、みかんを見に行くとどの枝にも小さな花芽がいっぱい付いていた。こちらも一昨年に植えて防御のネットを張ってあるにも関わらず葉っぱを食われ、棒のようになっていたネーブルいよかんの小木からも芽吹いていた。枯れたと思っていたが5本のうち4本が生きていた。同様に丸坊主にされた一本の枇杷の木とともに、食われて毒気で枯れている枝を鋏で切り取ってアルミホイルを巻いて治療しておいた。できる限り守ってやるから生き返ってくれよ。

【エンドウの手】