やがてさみしい盆帰り

 今日は終戦記念日。でも、千葉組の帰りのフライトは14時15分だ。孫たちは、母親に掛け合って、2時間の川遊びを獲得した。

 

 さすがに11時には上がってきて、帰り支度をして、おにぎりとそうめんの昼ご飯をかき込んだ。

 

 「12時からの黙とうをしてから帰ろうね」と私が言って、5人で一分間の黙とうを終えてから関空に向かった。

 

 高速道は渋滞もなく50分ほどでKIXについて、駐車場に置いて見送りをしたが、駐車場は超満杯で、ずっと端っこに置かされた。

 

 おみやげを物色しているうちに無料の30分は軽くオーバーして、追加料金400円を払って出庫した。

 

 帰りに家に着くころに一天にわかに掻き曇り、雷鳴とどろき大粒の雨、たちまち道路には水たまりができた。ただ、15分ほどで青空が蘇った。

 

 ところが、17時ごろから再び雷鳴が鳴り響き、数時間大雨が降った。これで、この地域の生きとし生けるすべての生物が、息を吹き返しただろう。

 

 4時ごろに「羽田空港についてロイヤルホストでくつろいでいます。ジョージ、みーちゃんありがとう」というLINEが入った。彼らの置き土産か、お盆で帰っている父母の恵みの雨に違いない。