ソフト最終日に珍客

 シニアソフトの練習は、今日を最終日として夏休みに入る。そんな中、チームメイトのKさんの親族が、アメリカから遊びに来ていて、高校生の男子が練習に参加したいという申し出があった。

 

 是非もない。ランニングとストレッチを終えた頃に、その親子が現れた。私は、パパに「ウエルカム」と言い、息子には「ユアネイムプリーズ」と言って、歓迎した。

 

 彼の名は「マシュー」と言った。ああ、霧の摩周湖だなと覚えた。キャッチボールは終わっていたので、トスバッティングからの参加だったが、なかなか筋がいい。

 

 今や世界のオータニの影響で、アッパースイングで空振りを続けたので「レベルスイング!」と言ったら通じたようで、若さに溢れたバッティングを見せてくれた。

 

 パパは息子の活躍を、ずっとスマホで撮っていた。日本は初めてかも知れないが、この親子のメモリーに「日本のじじい、平均年齢72歳やのに、ようやるやん」と、インプットされたことだろう。