川が戻った

 歩道工事で、川に作られていた作業用道路が、進捗に伴って不要となったので、すべて取り払われた。

 

 工事前には自然にできた淵があったが、復旧後はすべて平らに均されて、全域に水が流れている。

 

 今後は、大水が出るたびに、元の姿に帰るだろう。それにしても、幅2メートルの空中歩道には恐れ入る。

 

 業者に「こんな工法で工事をしているところは他にあるの?」と聞いたら、R42の海南市冷水と、紀美野町の「高野西街道」で使われているという。

 

 地元の人たちは「こんな立派な歩道ができても歩く人ないでぇ」と言っている。確かに滝原地区からの学童は2,3人のようだが、私は、責任を持って、散歩道として歩こうと思っている。