昭和は遠くなりにけり

 朝日新聞篠山紀信の特集が組まれている。被写体になった中学生の山口百恵や大学生の宮崎美子の写真が出てくる。

 彼自身は、同じく被写体としたシンシア南沙織を妻にした。そんな昭和56年に私は百恵ちゃんと同い年の妻と結婚し、長女と長男が生まれてから広島に転勤となり、その次の札幌ではすでに平成2年だった。

 

 その平成が31年でもうすぐ終わりを告げようとしている。今日のテレビでは役目を終えようとしている天皇皇后両陛下が、市中に出て、肩の荷を下ろしたような穏やかな表情を見せていた。お疲れさまと言いたい。