秋の大祭

 K教の恒例行事で、朝から二人で出かけた。いつものように準備して、いつものように祭礼があって、いつものように終わったのは3時半だった。

 それから、お片付けが始まって、終わったのは6時過ぎ、家に着いたのは7時半だった。お腹を空かした母が、一人で待ってくれていて、もらってきた直来の赤飯で夕食を頂いた。

 それだけのことだが、年々参拝者の数が減っていることは明らかな事実。もちろん、と言いたくはないのだが、若い人が増えるということはない。

 教会関係者の家族と、老齢化した信者の、ささやかなお祭りに成り下がってしまっているのは、致し方のないことか。


 私の中では、おおいに軋轢があるが、心にとどめ置くことにしよう。おやすみなさい。