台風５号が迷走したあげくに目ん玉が我が町の上空を通るとは思いもよらなかった。その昔に、まったく同じコースで目が通ったことがあった。その時は、一瞬風雨がやんで青空が見えた。
今日は、青空は見えなかったが風が一時治まった。その後に再び風雨が戻ったが、大したことにはならなかった。ただ、前の川が泥濁り、大きな木の株が大量に流れてきた。
本流にはダムがあるので、こんなに流れてくることはない。おそらく、ダム下流のこうず谷からの流入だろう。源流にあった植林が数年前に大規模に伐採されていて、ここに残された切り株が流れ出したものだろう。直径８０センチほど、長さも同じほどの丸太が次から次へと流れて行った。
二つ三つ拾ったらいいテーブルや椅子になるのになあと思いながら見送った。明日には湯浅湾に大量に浮かんで漁業の邪魔をすることだろう。
これでアユもしばらくは姿を見せないだろう。ダムの放流も続いているので元の水位に戻るのは少なくとも４、５日はかかるだろうなあ。
【午後３時半に上空に目が】
