ミニ台風は無事に去る

 午後5時には雨も風もほとんど止んでいたので、畑のパトロールに出た。つっかい棒を施したツユアカネは、根を動かされている木も一部にあったが大丈夫だった。

 週間予報ではまだ梅雨明けはにはならないようだ。来週木曜日(13日)から、高校野球県大会が始まるので、その頃かな。

 近年、超高校級といわれる投手やスラッガーが続々と現れる。その要因として、例えば科学的なフィジカルトレーニング、映像の活用による自身のフォーム矯正やゲーム分析、指導者の学習と熟練、用具の進化などがあげられよう。

 半世紀前には「丸坊主」「練習中の水は厳禁」「水泳禁止」「指導者には絶対服従」が、高校球児の普通だった。今思えば、指導者たちも戦中戦後を引きづっていたのではないだろうか。

 その時代に「最も良い」と考えられた指導方法だったのだろう。そして選手たちも付いて行った。それが良かったのか悪かったのかは分からない。分かるのは自分が今どうしているかということだけだ。

 高校野球は「ちゃんとした社会人」を育てるための教育の一環であることには昔も今も変わりない。