朝は冷たかったが日中は穏やかな小春日和だった。そんなお昼にビールを飲みながらメシ喰っていると母ちゃんの携帯に一通のメールが入った。「そろそろみかんの時期かい?」とMASAからのメッセージだった。これをOTON辞書で翻訳すると「もうみかんできたやろ、早く送ってくれよ」となる。
早速午後から二人で収穫に出てコンテナ9杯を採って来た。明日発送するから首を洗って(ちがうか)長くして待っとけよ。横並びの人たちにもおそらく届く筈だ。
母ちゃんが午前中に郵便局から年賀状を仕入れてきた。当店は、はがきおよび切手の取扱店なのでほとんどが自家用でも「仕入れ」なのだ。そのうち150枚を私が購入した。定年後、少しずつ減らしているが、喪中を除いてもまだ150通ある。多いのか少ないのかは分からないが、これだけ出せるのは幸せなのかもしれない。