一応我々だけは終わりました

 今日も7時40分に家を出て仁義には8時30分についた。いよいよゴールも近い。25段ほどある畑の残り3段にとりかかった。小春日和の好天で作業ははかどった。嫁いだ娘のKちゃんも応援に来てくれて6人で頂上に押し寄せた。
 午後3時にはてっぺんを制覇して、下に残している青島みかんにとりかかった。我々は4時半に帰り支度をはじめたが姉さんが「これで年内完了の目鼻立ちがついた」と喜んでくれた。
 それにつけても大変なことだなあ。母ちゃんは先行して手伝いに行ったが、二人では13日応援してやっと今日の状態に届いた。彼らは、毎晩夜なべして選果と箱詰めをして出荷する作業が伴う。
 とてもじゃないが俺たちには務まらないが、仁義の山で暮らす人々には当たり前の日常なのだ。