金冠日食について

 「金環日食」は、太陽と月、そして地球が一直線上に並んだ時に太陽が指輪のようなリング状に見える現象で、21日の朝、全国の広い範囲で観測される予定だ。国内で観測されるのは、昭和62年の沖縄県以来25年ぶりで、東京を含む首都圏では173年ぶり、3大都市圏を同時に含むような広い範囲での観測は、実に932年ぶりという世紀の天体ショーになる。
 和歌山県では明日7時28分から5分間ほどのチャンスだ。テレビやラジオで「やっちゃいけない方法」が繰り返し報じられているが、20年ほど前に北海道での部分日食の時、たまたまある病院にいたが、看護婦達が現像後のレントゲンフィルムを持ち出して見ていたのを思い出した。そのフィルムには誰かの頭蓋骨や脊椎が写っていた。
 今日は組内の葬儀の日で、組合長として告別式での「止め焼香」をしたあと焼却炉での六地蔵への灯明など初めてづくしを経験した。この有田聖園に来たのは二度目になるが一度目に来たのは12年前の父の葬儀であったことを思い出した。
 明日晴れ間が出たならデジカメのレンズ部分に昔の銀鉛フィルムを貼り付けて三脚に装着して撮影しようと目論んでいる。