鹿対策に本気出す

 朝からコメリに出かけて1.8mのポールを5本買ってきた。昨日、妻の里でもらってきたビワの苗木を植えるためだ。えっ、植えるためじゃないなあ。植えた後に鹿に食われないようにするためだった。つまりは鹿がいなけりゃ、あるいは10年以上前の生態であるならば不要な支出と作業だ。何で、10年ほど前から彼らがそれまでは見向きもしなかったみかんの葉やビワの葉を食べるようになったのかはよく分からない。
 それまでは、みかんの樹形は丸に近かった。地面に近いところまで葉があって実もなった。が、彼らが背の届く範囲の葉を食べ始めてからみかんの木は傘のような樹形になってしまった。地面から1.5メートルくらいまでは幹と枝だけで葉はそれより上に付かざるを得なくなってしまった。みかんの木にとっては生きるための順応と進化かもしれない。

 3年前にもらってきてお墓の前に植えていた1本のビワの苗木も翌年には可愛い実を3個つけて順調だった。が、しかし、しかしのしかがネットの隙間から葉っぱと枝を食ってしまって枯らしてしまったのだ。おのれにっくき鹿どもよ。

 今回は2本植えて完璧にネットを張ったつもりだが、彼らが本気で100キロ近くもある体重でのしかかられたら耐える保証はない。

【これだけやったら大丈夫だろう】