春の大祭

 おそらく大正時代から、それまでは仏教であった当家は初代和歌山教会長の行脚によって、この集落の一部の家のとおり神道になっている。岡山に本部があるK教である。大阪にはその名の高校があって高校野球で甲子園にも出場している。今日は春の大祭で、和歌山市内を中心とした6名の教会長を招いて、直川(のうがわ)教会関係の信者らが集まってお祭をした。
 恒例の行事であるが準備が大変で、前日から掃除や参拝者の為の食事の下準備のために二日間も頑張ってくれている人もいる。妻もその一人であったが今日は二人朝の8時集合のために家を7時過ぎに出て8時前についた。その後たっぷりの準備の後13時30分からお祭が始まり、1時間ほどで終わった。その後、後片付けとお供え物の山分けがあって帰ったら18時だった。一日中閉じ込められていたナナは、ドア空けると同時に私の手首を強く噛み、ジャンプしてシャツのポケットに噛み付いて破った。やめてくれよ、買ったばかりのお気に入りのシャツなのに。