まるで田植え祭り

 昨日の雨が嘘のように晴れ上がり、朝からまぶしいほどの陽光が注いだ。視界に入る田んぼでは3軒が、そのファミリーを引き連れて田植えの行事が始まっていた。

 子や孫が田植えの手伝いをするというのは、最近では珍しくも、微笑ましい光景だ。この1日で1年間のお米を確保できるようだが、あとの364日を世話するのはじいちゃんばあちゃんの二人だけだ。

 緊急事態宣言明けの初めての日曜日は、交通量も増えて、バイクの連中が何組も家の前を通り過ぎ、普通の日に戻りつつある。今、午後10時だが、家の前に出ると、田植えを終えた田んぼに、カエルの鳴き声が「喜びの歌」を歌っているようにゲロゲロゲロとかまびすしい。

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