「はい、先生！ツーギー谷に木を植えました」。「偉かったねえ、で、みどりちゃんは何をしたのかな？」「はい、私も木を植えました」。「ええっ、それは偉かったねえ」という、園長の声が聞こえてきそうだが、今日の主役は「いい年のエリー」が一人に、「ラブ」とは決別した３人のおっさんが活躍した話だ。
この冬一番と言う厳冬下で、わずか４名で植樹をしていたが、途中で、ここに実家があるヒロタンが加勢してくれた。ヒロタンは、私の弟の治と同級生で、昨年、定年を迎えて、税金のことでいろいろ大変だと語った。
税金が払えないわけではないが、その風貌を見て「歯をなんとかしなくちゃね」と助言したくなった。
ニライカナイは沖縄の桃源郷だったが、津木の桃源郷の復活に汗を流して、来たるべく春を待つおじさん達の夢は尽きない。
