突然の吉本新喜劇

 ばあちゃんの通院日で、母ちゃんが済生会病院に連れて行ってくれた。私は、店を閉めて「野菜畑を襲う鳥たちいらんわ大作戦」の、作業途中だったが、昼前に母ちゃんから電話があって「もう、家に着いて昼ご飯の用意できてるで」と言ってきた。

 

 そういえば、今日は義姉が抽選であてた、県民文化会館で行われる吉本興業の公演日だった。

 

 いつもはテレビで見るギャグや一発芸ではあったが、彼らの必死さが伝わってきた。今日のギャグが受けなければ明日はないというこの世界の脆弱性と堅実性のはざまで戦う芸人根性を垣間見た。