地学にはまる

 今日も朝からユーチューブの「高校講座地学基礎」を見た。ユニークな設定であきさせないが、その主役の二人を追跡してみた。隊員の「垣内彩未」は名古屋出身のモデルだった。隊長の「関口知宏」は、なんと関口宏と西田佐知子の息子だった。

 両名とも、実にユニークな緩いキャラで、これなら高校生も付いてくると思う。今日は、いよいよ本題の「火山活動と火成岩」に行きついた。

 岩石は、堆積岩と火成岩に区分される。火成岩はまた「火山岩」と「深成岩」に区分できる。マグマが吹きあがってできた火山岩の代表は「玄武岩」「安山岩」「流紋岩」だ。それとは逆に地下の深いところで時間をかけてできた「斑糲岩」「閃緑岩」「花崗岩」がある。
 
 これらの岩石の特徴を分析すると、その構成物質に行きあたる。酔っぱらっているので難しいことはヌキだ。今から解説するのはお墓に使われている花崗岩だけ。花崗岩はマグマの周辺でじっくり冷やされてできた深成岩で、成分は、石英、長石などの無色鉱物に「黒雲母」が少し混ざっている実にきれいな岩石だ。

 ところが、この石は風化に弱い。私がかつて暮らした中国地方はすべて花崗岩の風化地帯だった。社宅の裏山に登ったら自然薯が生えていて、掘ったらザクザクと掘れた。それが、数年前の安佐北区の土石流になった。

 いいもわるいも裏返しでくっついているのだなあ。