年賀状を考える

 「年賀状は必要か否か」などの見出しで、週刊誌が売り上げを競っている。まったく愚の骨頂で、彼らは週刊誌の売上高を競っているだけのことだ。

 そんなことはビジネスの対象にしてほしくないのだ。かつて、世話になった、あるいは親戚縁者に、年一回のご挨拶が52円でできるしくみは日本以外にありえないのだ。(知らんけど)

 と言いながらも、ここ10年以上続けている世評川柳ネタで作っている賀状だが、今年の流行語大賞には賛同できる言葉が少なかった。「ゲス不倫」「日本死ね」「トランプ現象」って、どう使う?めでたい正月の一番に目にする言葉として相応しくない。

 少しさかのぼって十傑の前の30候補で考えてみた。「二刀流」「カープ女子」「農家民宿」などを加えると、するするとアイデアが沸き上がってきた。今年も何とかなりそうだ。