初めての摘果

 今年のツユアカネは豊作だと書いたが、このままでは実が大きくなるのかな?という不安があった。

 

 昨日、出会った専門家(ずっとお世話になっている梅研のJさん)に、聞いてみたら「摘果ですね。実と実の間隔を10センチくらいあけるといい」と聞いた。

 

 今まで、成るか成らないかの思案ばかりで、成れば一つでも多く、と「摘果」の発想は、まったく頭になかった。

 

 早速、9時半から畑に出向いて、摘果しているうちに、気付いたことがあった。

①何で品質管理をしてこなかったのか

 :現在、商品にはA~Dの4ランクがある。それは「もったいないから、と収穫全量を    商品としていたから。D品をたくさん出してはダメだ。

 

②傷物も最後まで成らせていた

 :4月中旬に降った雹の被害で、傷のついた実が多かった。商品としては、ランクが下がるので、これを排除すれば他の実が太って、トータルではプラス。

 

 気持ちを鬼にして、愛しい実を摘果した。畑の半分を処理したのがこちら。