一大イベントが終わって一息ついているところへ鳥取県の震度6弱の連発地震。和歌山では微動だにしなかったので気づかなかったが、サロンで大日本史を読みながら聞いていたラジオで発生を知った。
午後2時8分から1分おきに震度6弱を4回連発した。その後も震度3や2が続いている。テレビによると1943年に鳥取で震度6の地震があって1,083名の死者を出している。そして翌年に東南海地震が発生して1,223名の死者を出したと言っている。
おおむね100年ごとに起きている東海・東南海・南海地震の前触れではないかという推測もあるが、発生確率が30年以内に70%を超えている時だけに鼻で笑って看過してしまうわけにはいかない。
地球のプレート活動は過去、未来永劫に続くわけで、太平洋プレートが大陸プレートの下に年間5センチ沈み込んでいるのが分かっている。10年で50センチ、100年で5メートルだ。それだけ沈み込まれたら、歪が限界に達して、鬱憤を晴らすように、プレートが跳ね返って元に戻そうとする。その時に大地震と大津波が発生するメカニズムだ。
私が生きている間には体験したくないなあと思っている。子供や孫たちは否応なく体験することになるのだろうが、食料など予防・予備対策を怠りなく、生き延びてもらいたい。